片平歯科クリニックの虫歯治療
虫歯は削って詰め物や被せ物で補うことができますが、実は歯を削ることで歯の寿命が縮んでしまいます。そのため、片平歯科クリニックではできるだけ歯を削る量を抑えて患者さんの歯の寿命を延ばすため、なるべく「削らない」治療を心がけています。
新宿・代々木の片平歯科クリニックの診療コンセプトである、MI(ミニマル・インターベンション)のコンセプトにもとづき、以下のような素材や治療法を用いて患者さんの歯や体に負担の少ない虫歯治療を行います。
※ MI・・・Minimum Interventionの略。必要最小限の処置を行い、治療の負担を抑えた治療のこと。
MIへの取り組み
Nd.YAGレーザー
- 歯周病や虫歯の原因菌の殺菌
- 歯根治療の際の根管内の殺菌
- 初期虫歯の予防、歯質の強化
- 知覚過敏や痛みの緩和
- 抜歯などの外科処置後の止血効果や治癒の促進
など、あらゆる歯科治療に大変有効な最先端の治療法です。
MIダイレクトボンディングシステム
虫歯で感染した部分を必要最小限の範囲で取り除いた後、歯質への接着性が高く、審美性にも優れたコンポジットレジンを用いる治療法です。初期虫歯なら1回の通院で治療が終了します。
予防でお口の健康をサポートして参ります
メンテナンスは歯科衛生士が歯ブラシ指導やクリーニング、3DS口腔除菌による虫歯のリスク低減により予防管理を行います。
歯周病治療
成人の約80%が患者もしくは予備軍といわれる歯周病は、糖尿病やメタボリックシンドロームなどのさまざまな内科疾患につながる21世紀の国民病です。
当院では今までのような歯を守るという局所的な予防でなく、歯周病を治療することで歯原性菌血症予防という概念の下、歯科医師と歯科衛生士が歯周病チーム治療(TEAM KDC)で対応。担当歯科衛生士が生活習慣や口腔内データからリスクを把握した上で、適切な治療プランを立てリスクコントロールを行います。
快適な睡眠とお口の衛生ケア
歯周病の治療はTBI(ブラッシング指導)による毎日の歯の清掃をメインに、スケーリング(歯面から歯垢バイオフィルムや歯石を除去する治療)やTBIを行います。さらにYAGレーザーや3DS口腔除菌、歯周外科治療によりリスク低減を主体に治癒へと誘導します。
当院では、担当歯科衛生士が生活習慣や口腔内データからリスクを把握した上で、適切な治療プランを立てリスクコントロールを行います。
歯周病治療メニュー
歯周病の治療はTBI(ブラッシング指導)による毎日の歯の清掃をメインに、スケーリング(歯面から歯垢バイオフィルムや歯石を除去する治療)を行います。さらにYAGレーザーや3ds口腔除菌、歯周外科治療によりリスク低減から治癒へと誘導します。
スケーリング
歯面から歯垢「プラーク」や歯石を除去する治療です。
SRP(スケーリング・ルートプレーニング)
スケーリングで取り除けない、歯周ポケットの奥深くの歯面にこびりついたプラークや歯石を除去します。
TBI(ブラッシング指導)
患者さんの口腔内環境、歯並びなどに応じて、適切なブラッシング方法をレクチャーいたします。磨き残しが出やすい箇所など、ブラッシングの弱点とその磨き方のコツをお教えしますので、ご自宅でぜひ実践してください。
YAGレーザー
厚生労働省の認可を唯一受けたレーザー治療器です。生体組織の水分に対する反応性が高く、発熱が少なく、周囲の組織への影響がほとんどありませんので、安全性の高いレーザー装置といわれています。
歯周外科治療
歯周病が進行し、歯肉を切開してプラークや歯石を取り除く手術なども行っています。進行した歯周病に対応できる体制を整えていますので、慢性的な歯周病でお悩みの方はご相談ください。
3DS
3DS(Dental Drug Delivery System)はマウスピースに抗菌剤を注入し、それを一定期間装着して歯の表面の細菌(バイオフィルム)を除菌する治療法です。
一般歯科(虫歯・歯周病治療)の流れ
当院では、詳細な口腔内のレントゲン画像を用いて診断を行い患者さんの同意の下(インフォームドコンセント)での最適な治療をご提供しております。なお、治療は、当院の歯科医師、歯科衛生士がチームで担当します。
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はじめての来院時
予診 → パノラマレントゲン検査 → 口腔内の検査 → 初診・カウンセリング → 応急処置
- お体に問題がある方や妊娠中の方はあらかじめお知らせください。
- 当院の治療の流れをご説明させていただきます。
2回目以降の来院時
治療計画・カウンセリング → 治療~予防
- 検査データやカウンセリング内容などをもとに、治療計画をご提案します。
咀嚼・嚥下機能、歯ぎしりや口呼吸の改善
クラウン、ブリッジ、入れ歯、インプラントなどによる咀嚼(しっかり噛む)機能の回復から、MFT(口腔筋機能訓練法)による嚥下(飲みこみ)や口呼吸の改善による口腔機能の回復を目指します。歯ぎしりや日中の噛みしめ癖(TCH)への対応も行っております。